1: オムコシφ ★ : 2013/11/25(月) 23:25:34.53 ID:???
――発行部数280万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」。
そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からご紹介!


「週刊少年ジャンプ」2013年52号(集英社)

 本日11月25日に発売となった「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2013年52号。
表紙と巻頭カラーは、コミックス27巻発売記念として『トリコ』、
センターカラーは『BLEACH』と『SOUL CATCHER(S)』となっている。

 今号52号は、13年付の「ジャンプ」最終号であり、来週12月2日発売号は14年1号。
13年の「ジャンプ」は、創刊45周年のアニバーサリーイヤーだったため、
頻繁に巻頭カラーページに掲載されていた「週刊少年ジャンプ45周年記念ページ」も最終回を迎えている。
13年17号で発表された、公募を元に『ONE PIECE』の尾田栄一郎氏がデザインした45周年キャラ・ジャッターもこれで見納め? 
むしろこのキャラが読者に浸透していたのか、疑問が残るところだ。

 そんな今号の「週刊少年ジャンプ45周年記念ページ」では、
今年1年分の「ジャンプ」背表紙一覧を公開している。
基本的に「ジャンプ」の背表紙は、同号の表紙を飾っている作品のキャラが登場。
全48号(合併号が4回)で、背表紙を飾った作品の内訳は、上位から以下のようになっている。

『ONE PIECE』 10回
『トリコ』 5回
『黒子のバスケ』 4回
『暗殺教室』 3回

以下、2回掲載作品
『NARUTO』
『ハイキュー!!』
『銀魂』
『ニセコイ』
『食戟のソーマ』

その他、各1回掲載が16作品

 このように『ONE PIECE』は、13年2号からの3連続表紙などがあったとはいえ、ぶっちぎりの10回掲載。
やはり「ジャンプ」看板作品としての地位が揺らぐことは、当分なさそうだ。

 注目は、すでにアニメ化が発表されている人気作『ニセコイ』や『ハイキュー!!』を押さえて、3回背表紙に掲載された『暗殺教室』。
マンガ通からも評価が高い本作は、テレビアニメ化も時間の問題だろう。
加えて、『食戟のソーマ』の快進撃も見逃せない。
前号51号で1周年記念として表紙を飾った『食戟のソーマ』は、正確には今号で1周年。
本作は単行本の累計発行部数が150万部を突破し、次号でセンターカラーを獲得するなど、まさに破竹の勢いを見せている。
ちなみに、原作者の附田祐斗氏は、「ジャンプ」で10年に連載されていた『少年疾駆』の作者。
2巻で終わってしまった前作から見事な飛躍を遂げた。

 ここで、13年1号と52号の連載作品を差分比較することで、
「ジャンプ」内の流動的な連載枠を導き出してみたい。
何十巻にも上る長期連載も多く人気作の固定化が指摘される昨今、
「ジャンプ」の打ち切りレース枠はいくつ程度あるのか? 
そのひとつの目安となれば幸いだ。
結果、連載陣の顔ぶれで変わっているのは、『ワールドトリガー』や『SOUL CATCHER(S)』ら計7作品。
「ジャンプ」では現在、この7作品前後の枠で打ち切りレースを争っているといえるのかもしれない。

http://otapol.jp/2013/11/post-195.html

※続く

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