1: yomiφ ★ : 2013/11/18(月) 10:41:39.96 ID:???
玩具大手バンダイの西南アジア事業を統括する現地法人バンダイサウスアジアは、
人気アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデルでシンガポール市場が成熟化しつつあることから、
この成功事例を周辺国で水平展開し、域内の販売拡大に着手し始めた。
特にマレーシア、インドネシア、フィリピンで売上高を2~3年でそれぞれ倍増させる考えだ。

2008年に設立したシンガポール現法の統括国は、マレーシア、インドネシア、フィリピン、
インド、オーストラリア(ニュージーランド含む)。トレンドが米国から波及しやすい
オーストラリアは違う戦略を採っているが、それ以外の国は日本の流行がそのまま
波及しやすいため、「ガンプラ」の販売でもシンガポールの成功事例を基に、
それぞれの現地事情を考慮しながら販売拡大に乗り出す。

西南アジアの販売は年々伸びており、12年は前年比15%増だった。統括市場全体の
売上高における比率はシンガポールが6割、次いでマレーシアが2割弱、
インドネシアとフィリピンで1割ずつとなっている。

シンガポールでは、「バンダイ」のブランド自体が浸透してきた。ここ2~3年は
大手小売店で販売する子ども向けの低価格商品と、専門店が中心の単価が高い
大人向けのコレクターズ商品の両軸で展開。対象となるほとんどの小売店への販路を
押さえたことから、今後は細分化してより裾野を広げていく取り組みに移行していくことになるという。

バンダイサウスアジアの大山高慶マネジャーは、域内の販売拡大には
「まず認知度を広げることが大前提になる」と話す。テレビでのアニメ放映や雑誌、
オンラインなど地場メディアでの露出度を高め、ブランディングを仕掛ける。
「アニメ・フェスティバル・アジア(AFA)」のような大型イベントへの出展機会も増やす。

バンダイは2011年から英語、中国語など5言語で、ガンダムの情報を発信する
ポータルサイトを開設している。西南アジアは英語版サイトへの誘引に力を入れており、
英語版の11年~12年の閲覧数の伸び率は350%増に拡大。
13年はさらに増加する見込みという。

http://news.nna.jp.edgesuite.net/free/news/20131118spd003A.html

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