1: オムコシφ ★ : 2013/09/21(土) 21:43:30.38 ID:???
TVドラマ『半沢直樹』が大ヒットし、決めぜりふ「倍返し」は2013年の流行語大賞に選ばれそうなほど。
視聴率30%超え、ドラマのヒットで原作小説もミリオンセラー突破、さらに海外でも話題になるなど、その勢いはとどまるところを知らない。
そこで今回は、半沢直樹にハマった人におススメな「決めぜりふ付き、現代が舞台の“倍返し”」ストーリーを漫画・アニメからチョイスしてみた。

『ジョジョ』作者の鮮烈な連載デビュー作! 『魔少年ビーティー』
●決めぜりふ 
「くらわしてやらねばならん! 然るべき報いを!」

意外に知られていないが、『ジョジョの奇妙な冒険』作者・荒木飛呂彦の初連載は紛れもない“倍返し”のストーリーだった。
今からちょうど30年前、1983年に週刊少年ジャンプで連載された『魔少年ビーティー』である。

主人公は通称ビーティーと呼ばれる小柄な少年。
クールで知的な顔立ちだが、実はとんでもなくクセが強い、良心ゼロの性格破綻者。彼が牙をむくのは、自分に暴力を振るった者、自分を陥れた者たち。
いじめっ子や通り魔的なサイコ野郎はもちろんのこと、
憧れの女子生徒に色目を使ったイケメンのように「それは逆恨みでは…?」な相手までさまざまだ。

怒りがピークに達して「然るべき報いを!」と口にしたビーティーの復讐方法は一切の容赦がなく凄絶。
高レベルな手品の技術、そして医学や心理学、ハッタリも駆使して相手を肉体的・社会的に再起不能に追い込む。

あまりにダーティな作風のため少年ジャンプには合わないと編集者たちから叩かれ、連載そのものがお蔵入りになりかけたと言われる曰くつきの一作。
だが読んでみると新人とは思えないほど実力が飛び抜けていることに驚かされる。

また、『ジョジョ』キャラの原型が見られるのでファンにもおススメ。
主人公ビーティーはディオの冷酷さ、ジョナサンの誇り高さ、そして復讐に使用するトリックの数々がジョセフのモデルになっていると思われる。
善良な友人の「公一くん」などはジョジョ第四部に出てきた「康一くん」そのままだったり、元ネタ探しがなかなか楽しい。

~略~

オカルト要素が強めの復讐ファンタジー 『地獄少女』
●決めぜりふ 
「いっぺん死んでみる?」「この怨み 地獄へ流します」

漫画版の作画担当は永遠幸。少女漫画誌「なかよし」で2005年に連載が始まり、今年まで続いていた。
ほぼ同時期に放送スタートされたアニメ版がおそらく一番有名で、こちらは第3期まで制作。
ほかにはドラマ、ゲーム、小説、果てはパチンコ機種にまで広くメディアミックスされている。

主役を務めるのは閻魔あいと名乗る謎の美少女。
依頼人が強い怨みを抱き、都市伝説を信じて「地獄通信」というウェブサイトに相手の名前を入力すると、目の前に閻魔あいが姿を現してワラ人形を渡す。
この人形に巻かれた糸を解くことで契約成立となり、憎い相手はすぐさま地獄へ送られる。

この作品のユニークでおもしろいところは、依頼の代償がお金ではないこと。
相手を確実に地獄へ送れる代わりに、依頼人も「死後は魂が地獄へ送られて永遠にさまよう」ことが事前に閻魔あいから告げられるのだ。
だから依頼人はワラ人形を受け取りながら、ぎりぎりまで糸を解くか解かないか悩む。
結局ほとんどの場合、たびかさなる理不尽な仕打ちに耐え切れず糸を解いてしまうのだが。

契約が成立すると「多くのペットを見殺しにした悪徳獣医は、みずからも手術台に載せられ麻酔なしの手術を受けさせられる」といった具合に、
ターゲットは自分の悪事に見合った苦痛を体験したあとで地獄へ流される。

ただしこの作品では、なかば逆恨みや誤解で地獄に行かされる人もいて「この相手は本当にそれほど悪人だったのだろうか?」と思わされることもある。
また、相手が極悪人だったとして「依頼人が自分の地獄行きを代償にしてまで裁くほど、この悪党に価値はあったのだろうか?」という感想を抱くことも。
毎回ほぼストーリー構成が決まった水戸黄門のような作りだが、“倍返し”が正しかったのかどうかを含め、いろいろ考えさせられる深い話である。

なお、漫画とアニメは同じ原案であっても違いが大きく、今から入門するならアニメ版がお薦め。
男性ファン向けに閻魔あいのビジュアルが妖艶なデザインにされていたり、
人気声優・能登麻美子のウィスパーボイスで「いっぺん死んでみる?」と囁くシーンが異様に怖かったり、楽しめる要素が多い。



※以下全文
http://ure.pia.co.jp/articles/-/17310

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