【ツンデレ半妖娘や人喰い怪人……妖怪マンガにブームの兆し】の続きを読む1: しいたけφ ★ : 2013/10/10(木) 13:04:30.38 ID:???
妖怪や八百万(やおよろず)の神――彼らは日本文化の象徴の一つだ。
古くから伝わる彼らの物語は、日本人の心の琴線に触れる。マンガ界でも彼らはつねに
ヒーローであり、とくに近年、注目の秀作が続々と誕生している。
ツンデレ半妖令嬢やジャージ姿の武神、人を喰う怪人。
伝統の美を継承し、そこに現代的進化を融合させたマンガを『ダ・ヴィンチ』11月号では徹底紹介している。
妖怪・妖マンガは、つねに人気ジャンルであり続けている。数年前から何度目かの水木しげるブームが訪れ、
『夏目友人帳』や『陰陽師』など大ヒット作も数えきれない。下記は近年の大注目作品だ。
伝統的な妖や霊現象を現代的に表現し、斬新な輝きを放っている。『妖狐×僕SS』は、
虚勢癖のある凜々蝶と彼女を慕いすぎる御狐神の恋愛がかわいい。ファッションも印象的で、
コスプレも人気だ。『向ヒ兎堂日記』と『おとめ妖怪 ざくろ』は、
文明開化期に重ねた世界観が趣深く、浪漫漂う。『とこよかくりよ』は死者の魂と対峙する
獏人の掃除法がすごい迫力だ。
こういった設定やキャラクターの素晴らしさに加え、4作品には決定的な魅力がある。
それは、「自己とは何か」という本質的な問いだ。
凛々蝶は、家柄を除けば自分は何もないという心の弱さに悩み、
ざくろは半妖として差別される悲しみに耐えている。
彼らは人ではない。しかし彼らの抱える自己への不安は、
私たちのそれと同じだ。私たちも、他者との違和感や理解されない
寂しさを抱えている。そして、だからこそ自分を変えようと決意する凜々蝶や、
総角とともに闘いに向かうざくろの強さに励まされる。
妖怪マンガは異質な彼岸の世界を描くものではない。私たち自身の心の物語なのだ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131010-00002977-davinci-ent
ツンデレ半妖娘や人喰い怪人……妖怪マンガにブームの兆し
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