【韓国でなぜ人気 マンガ『進撃の巨人』】の続きを読む1: yomiφ ★ : 2013/09/04(水) 12:51:24.13 ID:???※NHK『おはよう日本』8/29特集より
阿部「今、大ヒットしているマンガの話題です。」
現在開催されている、マンガ「進撃の巨人」の特別展。
連日、大勢の若者が詰めかけています。
男性「内容がおもしろくて、先が分からないので引き込まれますね。」
アニメイト池袋本店・大工園正文店長代理「昨今の作品と比べても、
頭ひとつ抜きん出た客数が来ておりまして、こちらとしても大変な状況ではあります。」
4年前に連載を開始した「進撃の巨人」は、これまで2,300万部が売れています。
今年(2013年)4月、アニメの放送も始まりました。
特徴的なのは、人間が巨人に次々と食べられる弱い存在という設定です。
人食い巨人に支配された世界を取り戻そうと、戦う人間たちが描かれています。
阿部「いやあ、こんな巨人に追いかけられたらね、腰抜かしますよ。怖いですね。」
鈴木「ちょっと怖い印象もあるんですけどね。この作品、日本で大人気なんですが、実は今、
お隣の韓国でも大ヒットしていて、社会現象とも言われています。なぜ、韓国の人々の心をひきつけるのでしょうか。」
■韓国で大ヒット マンガ「進撃の巨人」
「進撃の巨人」の登場人物になりきる韓国の若者。
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女性「『進撃の巨人』はとても話題になっています。」
「コスプレのイベントでは、半分以上が『進撃の巨人』ですよ。」
書店では、「進撃の巨人」がずらり。売り上げは、漫画部門で圧倒的な1位を獲得しました。
「進撃」ということばは、今や流行語です。
今月(8月)行われた、ロウソクを灯して政府に抗議するデモ。
参加者が掲げた看板には、「進撃のロウソク」という文字が。今や、何にでも「進撃」ということばが付けられます。
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こうしたブームに、大手新聞や雑誌がこぞって特集記事を組んでいます。
ヒットの背景を、若者が直面している社会の閉そく感と、巨人が支配する世界という、マンガの設定に
共通点があるからではないかと分析しています。
男性「家族が巨人に食べられたり、人間が抑圧されている状況が印象的です。」
「架空の物語なのに、妙に現実味を帯びている気がするので、夢中になって読んでしまいます。」
厳しい受験戦争を勝ち抜くことが求められる韓国社会。
大学を卒業しても、2人に1人は正社員の職に就くことができません。
高校2年生のソ・ヒョヌさんです。
会員2万人の「進撃の巨人」ファンサイトを運営しています。
ヒョヌさんがこの作品にひかれるのは、みずからを取り巻く環境が影響しているといいます。
ヒョヌさんは大学受験を来年(2014年)に控え、週に5日塾に通っていますが、成績は伸び悩んでいます。
さらに親戚の叔父さんが失業によって、苦しい生活を送っているという話を聞き、将来への不安が大きくなっています。
ソ・ヒョヌさん「僕の成績では合格圏に入っていないので、とても不安です。
現実社会は『進撃の巨人』の設定と、とても似ていると思います。」
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(>>2へつづく)
http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2013/08/0829.html
韓国でなぜ人気 マンガ『進撃の巨人』
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